Summary
- 子供名義で開設した銀行口座の一覧
- お小遣い用、贈与資金の入金用、IPO用の使い分け
子供名義で開設した銀行口座
- 三菱UFJ銀行
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行(第一生命支店)
- 大和ネクスト銀行
- 楽天銀行
子供のお小遣い用
→三菱UFJ銀行
首都圏在住のため、支店やATMが多いメガバンクの中から三菱UFJ銀行を開設。ディズニーのデザインを選べたことと、子供が残高などを見るのに必要な紙の通帳が無料なことから選択した。最近は紙の通帳が有料の銀行も多いが、未成年についてネットで調べた限りでは三菱UFJ銀行と三井住友銀行は無料、みずほ銀行は子供でも有料(無料の記載をみつけられなかった)となっている。
贈与資金の入金用
→ソニー銀行
今までのジュニアNISAなど、子供の証券口座で運用する資金を贈与する際に、子供側の受け入れ銀行口座として開設した。お小遣い用とは別の口座にしておきたかったことや、特に贈与の記録を残しておくために、ネットバンク上で入出金記録を口座開設時からすべて見られることから選んだ。贈与の記録は長く残せるようにしておきたいが、住信SBIでは7年、楽天銀行では2年など、遡れる期限が限られていることが多い。
また、ソニー銀行では月1回だけだが他行宛の振込が無料でできる。頻繁に贈与して証券口座等へ資金を動かすわけではないため、この1回で十分足りている。
参考までに、メガバンクでもよければ主要な証券会社には無料で資金を移せる。また、子供の証券会社が楽天証券でよければ、証券の口座開設時に登録した親権者(取引主体者?)の銀行口座も選択できる画面が出てくる(実際にやったことはない)。他の証券会社だと、通常は親名義の銀行口座から子供名義の証券会社へ直接資金を移すことはできない。
IPOの資金移動用
→住信SBIネット銀行(第一生命支店)、大和ネクスト銀行
IPOでは証券会社間で資金移動が必要なため、この2つを使っている。
先に大和ネクスト銀行は、大和証券の口座を開設するときに一緒に開ける。大和証券との連携、他行宛振込みが月3回まで無料なことに加え、特に同一名義の他行宛振込みは無制限で無料で行える。そこで、IPOで証券会社間での資金移動が必要なときのため、各証券会社の出金先口座として大和ネクスト銀行を登録しておき、必要に応じて無料3回を使って別の証券会社への振込をしていた。
この用途なら、メガバンクの口座を使った方が便利ではあるが、将来に子供が自分でメガバンクの口座を管理するときに、過去に頻繁な入出金履歴があるのは嫌がる気がして避けた。
また、住信SBIネット銀行は15歳未満の口座開設ができるようになったのが最近(2023年から?)で、その最初が第一生命支店であったため、この口座も開設している。SBI証券のIPO抽選は資金が多い方が有利であり、かつ住信SBIネット銀行と連携できるため、SBI証券で当選を狙う際に資金を置いている(実際のところ、子供の資金で当てるのは絶望的だが)。また、他行宛振込みが月5回まで無料なことや、ネット証券は無料で入金できるところが多い。そこで、IPOで証券会社間の資金を動かすときは、大和ネクスト銀行←→住信SBIネット銀行→各証券会社、で資金を動かしている。
振込手数料についてまとめると、大和ネクスト→住信SBIは無料、住信SBI→証券口座は無料が多いが有料でも子供でも月5回におさまる、住信SBI→大和ネクストも月5回を使うかいったん証券会社を経由して出金させる。
(各証券会社で名称や取り扱い銀行は異なるが、ネット上の証券会社口座の操作で銀行から無料でリアルタイムの入金ができる。)
???
→楽天銀行
楽天証券と連携させるために作ったが、未成年は連携できないことを後から知り、開設したまま放置している。楽天とは異なり、SBI証券と住信SBIネット銀行、大和証券と大和ネクスト銀行は連携ができるため、銀行に入っているお金をそのまま証券会社の買付余力として使える。
大和ネクスト銀行から楽天銀行への振込は同一名義でも例外で無料3回を消費することや、子供の口座の資金で楽天銀行の他行宛振込手数料の無料をとるのは難しいため、いずれにせよ使っていなかったかもしれない。
おまけ
銀行口座を開くとき、家族間の紹介でボーナスをもらえるところがある(紹介した中では、ソニー銀行と楽天銀行でもらえた気がする)。また、調べていないがポイントサイト経由の子供口座の開設でもポイントをもらえるところがあるかもしれない。